新築住宅に入居してすぐに「何でここにコンセント無いの?」と後悔された経験をお持ちの方は、実はとても多いです。

 

なぜこのような後悔が生まれてしまうのか、注文住宅におけるコンセント計画の落とし穴と、後悔しないためのポイントをお伝えします。

 

1. 注文住宅における「コンセント計画」の落とし穴

 

注文住宅の打合せ中に、設計者から「コンセントはどこに必要ですか?」と聞かれても、はっきりと答えられる方は少ないはずです。

照明器具の位置やデザインを気にされる方は多いのですが、電気設備図などの専門的な図面をみてもピンとこないのは当然です。そこで多くの場合「では、当社の標準設計で配置しておきますね」という流れになってしまいます。

 

2.なぜ設計者は「コンセントの位置」を施主に聞くのか?

 

建築の知識がない施主に対して、なぜ設計者はそんな質問をするのでしょうか。少し厳しく言えば、それは「後からのクレーム(責任)を回避するため」でもあります。

 

入居後に「何でここにコンセントが無いの?」と指摘されたときに、「当社の標準設計ですが…」とか「打合せの時に必要かどうか確認しましたよね?」と言われ、「私どもには責任はありません」と言えてしまうからです。

 

「注文住宅」を謳う会社の多くは「お客様から注文されたこと以外はやらない」というのが基本スタンスになりがちです。

 

3.コンセントの位置・数を失敗しない「4つのコツ」

 

「標準設計任せ」にして後悔しないためには、次の4つのポイントが重要となります。

 

1)平面図に「家具や家電」の位置を描いてみる 通常の打ち合わせ図面には、システムキッチンなどの設備以外(手持ちの家具や家電)は描かれていません。まずは自分たちが持ち込む家具や家電を図面に書き込んでみましょう。それらを避けてコンセントを配置すれば、「家具で隠れて使えない」という失敗を防げます。

 

2)入居後の「具体的な生活」をシミュレーションする 現代の暮らしでは、スマホやゲーム機、ロボット掃除機などの「充電用コンセント」がいくらあっても足りない状況です。普段の生活シーンをできる限り具体的に思い浮かべ、「ここにあったら便利だな」という場所に配置しましょう。

 

3)「後から電源タップを使えば良い」という発想は危険!一般的な電源タップ(延長コード)の最大合計容量は1500Wです。ヘアードライヤー(1200~1300W)なら1台が限度です。また、電気ケトル(1000~1300W)などの高容量家電を使う場所もあらかじめ想定しておく必要があります。たこ足配線に頼るとブレーカが落ちたり、発熱・発火の原因になったりして危険です。

 

4)数が増えれば工事費も上がる。「無駄のない配置」が一番の節約 「とにかく多くつければ安心」というわけではありません。コンセントが増えれば当然工事費用も高くなります。大切なのは、計画段階で無駄のない位置と数をしっかり検討することです。入居後に「やっぱりここにも欲しい」と増設工事を行うのが、最もコストがかかってしまいます。

 

4. 本当の設計は「生活スタイルのヒアリング」から始まる

住宅設計において最も大切なのは、「どんな間取りがいいですか?」「外壁や内装はどうしますか?」というご要望を聞くことではありません。

本当に重要なのは、「日頃どんな生活スタイルをされていますか?」「この家でどんな暮らしがしたいですか?」という根底にある暮らし方のヒアリングです。

私たちもみの木ハウス上越では、お客様から丁寧にお聞きした生活スタイルに合わせて、コンセントの位置や数、家具・家電の配置まで一貫して含めたプランをご提案します。

だからこそ、私たちは単なる「注文住宅(言われたことだけを作る家)」はつくりません。「決まりきった標準設計」もありません。

お客様お一人おひとりの生活スタイルに寄り添い、「何でここにコンセントが無いの!?」という後悔のない、本当の意味で快適な家づくりをお届けしています。

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もみの木ハウス上越 事業部 部長 笠原 康一

もみの木ハウス上越 笠原

もみの木ハウス上越の使命は、従来からの「環境」と「安全・安心」な家づくりに「健康・快適」という付加価値を加えた家を上越地域の方々にご提供することです。もみの木の内装材が持つ「調湿」「消臭」「蓄熱」などの効果を最大限に活かし、さらに「家事が楽になる」家づくりを通して「健康で快適な暮らし」をご提供してまいります。